🍙羽釜で新米🍙【にじ色の海】

平成23年度から続けている『羽釜で新米を炊き、おにぎりにしていただく』という会。
今年も、ランチで地元産の新米をおにぎりにして味わいました。
朝、黒い雨雲が横切り、ざぁ~っとひと降りしましたが。ぎらぎら太陽が出て羽釜で新米を炊くことができました。
まず、主任の先生から炊き方の流れの説明を聞き、5歳児さんが順番にお米を研ぎました。やさしくシャカシャカしては、そ~っと水をこぼし「3回するちゃよ」「もうみずがきれいになったよ」とお互いのを見比べては、羽釜に入れていました。お家でお米研ぎのお手伝いをしている子も多く、手際よく上手に研いでいましたよ♪お米を研いだ後は、菜園に羽釜を設置し、点火!子どもたちは興味津々にオレンジ色の炎が出る様子をじっと見つめたり、薪の燃える音を聞いたりにおいを嗅いだりしていました。火をつけてから20分、そこから更に20分ほど蒸らして・・・約一時間後。炊き上がり、羽釜のふたを開けると「わぁ~っ!いいかおり!!」と第一声。「おいしそ~」「あつそう~」と言いながら2歳児、お代わり分、職員分、自分の分と「おいしくな~れ」のかけ声とともに次々お盆の上に出来上がっていきました。3,4歳児も「たくさんがいいな」「すこしで…」と自分の食べられる量を握ることができました。炊きたてのいい香りが漂う中、自分たちでおにぎりを作って食べました。「お米、甘い味がする!」とおいしそうにほおばって、おかわりをする子どももたくさんいました。今年漬けたちょっと甘めの梅干しも「おいし~」「あまいねぇ」と好評でした。
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・感覚)をフルに刺激し、原体験(人の生き方や考え方に大きな影響を与える幼少期の体験)ができたことは夏の思い出になるでしょう。このような保育・教育をこれからも目指していきたいと思います。