木育プロジェクト~箸置きづくり~【四季の森】


9月10日(金)にぱんだ組さんときりん組さんが箸置きづくりを行いました。最初にパネルを使用し質問形式で和食の正しい配膳のマナーを学びました。次に、食事の挨拶「いただきます」や「ごちそうさまでした」は、命をいただくという感謝の言葉であることを話しました。その話をするときりん組の女の子が「うちのお父さんは、『美味しかったです。ごちそうさまでした』と挨拶するよ」と教えてくれ、素敵だね、真似したいねと話をしたところです。最後に、箸置きの材料の飫肥杉について説明をしました。飫肥杉と比較する「東郷のクスの木」の写真を見せると、「トトロの木」「クスの木」と5歳児さんから正解が出たことは、嬉しい驚きでした。主な作業は、丸棒につけた紙やすりで削ることですが、子どもたちは、徐々に削れていくのが面白かったようで、驚くほどに集中していました。完成した箸置きに箸を置くとしっくりきたようで、満面の笑顔が見られました。この活動を通して、木育は「わくわくの種」を蒔くことにもなるように感じました。これから木にまつわるたくさんの知識や経験が実っていくことを願っています。