虹をつくろう!【にじ色の海】

雨続きのある日・・・
この日も雨が降り続いていました。その様子を窓越しに眺めるJさん。少し明るくなった外を見ながら「先生、にじ出る?」との質問でした。「虹が出る時は、雨がやむ時にお日様が出るか、お日様が出ている時に雨が降り出すかだね。」と説明したものの、ちょっと消化不良気味の説明になってしまいました。そして翌日、お部屋の中でにじを作ることにしました。
2階の小さなお部屋に暗幕をして暗くしました。そして、水を入れたペットボトル。アルミホイルで光る部分を細くした懐中電灯。また、大きめのタッパーの中に鏡を入れた物。一つ目は、ペットボトルの横から懐中電灯で照らすと光がペットボトルに当たって曲げられ、右の写真のように、肉眼ではっきりと白い壁ににじができました。光には色がないように見えますが、実は色々な色が混ざって無色に見えるのだそうです。雨上がりの空にできる虹は、太陽の光が空気中の水滴にあたり曲がってできます。二つ目のタッパーと鏡で作るにじは、難しくてできませんでした。その後は、水の動きが幻想的に映り変化していく形を楽しんだり、影絵をして様々な形を表現したりしていました。
これからも、「なぜ?」「どうして?」の気持ちを大切にしていきたいと思います。