木育プログラム~マイ箸づくり~【四季の森】


10月22日(金)に「みやざき木育プログラムマイ箸作り」を開催しました。地域サポーター12名の方々に来ていただき、くま組さん(4歳児)のお手伝いをしてくださいました。開始前から、子どもたちと地域サポーターの方々と和やかに会談する姿が見られ、絆が深まっていることを感じ嬉しく思いました。
日本はただ一つの「完全箸食文化圏」です。箸を使う他の国は、レンゲやスプーンを一緒に使用します。自分専用の箸を決めて食事をするのは日本だけの風習だそうです。古来、日本では、唾液がつく箸には、使った人の魂が宿ると信じられていました。箸は自分の分身ということです。神様とつなぐ役割がある自分の分身の箸。だから共有してみんなで使うのではなく、一人ひとりに自分専用の箸を使うようになったそうです。その日本の文化「箸」を作ります。
箸の材料は宮崎県の県木で、箸に適した「山桜」の木です。一人ひとりに合った長さを測ってもらい、のこぎりを使用し自分で切りました。マイ箸作りはこれから、イベントとしてではなく日常生活の中で、コツコツと積み重ねながら作り上げていきます。個性溢れる箸の完成が楽しみです。