初出航へ【にじ色の海】

2月、にじ組さんが外浦港に出掛けました。
第23海徳丸の今年の初出航を見学するためです。お見送りの風景はこの時期の風物詩で、初出航の時は、岸壁と船を結ぶ色とりどりの紙テープが風に揺れ、汽笛が鳴り港を一周する姿は涙が出る程に感動します。子どもたちが貴重な体験をすることができました。
地域の全ての船舶の安全と大漁を願っています★

カツオの解体ショー【にじ色の海】

2月、カツオの解体ショーを開催しました。近海で獲れたカツオを、園児のお父様 (喜竜丸の船長)に捌いていただきました。この活動は、本園が行っている「海育」の一環で行ったものです。
はじめに、カツオについての豆知識。カツオは海の生き物であること。カツオ船や一本釣りの写真を見たり、「鰹」の漢字の由来や英語では何というのか(bonito)などを知ったりしました。カツオを捌き始められると、2歳児さんから「お魚かわいそう~」という声が上がりました。純粋な気持ちですよね。とても大切な気持ちです。カツオを捌く手順や技術が見事なことはいうまでもないのですが、その上で綺麗で丁寧にお刺身にされる様子を伺い、生きている物の命をいただくということは、丁寧に調理することでもあると学んだ気がしました。パックのお刺身では感じるのが難しい「命をいただくこと」を実感できたように思います。びっくりしたのは、子どもたちは、お刺身が大好きだったことです。子どもたちの質問(魚の餌はなんですか?答え:カタクチイワシ)にも優しく応えていただきました。
海育をつなぐ活動として、「海の生き物が住みやすい環境を作ることも大切だ」ということを理解し深めるために、「うみのまんまるえがお」の紙芝居を見てこの日の活動を終了しました。漁獲効率よりも資源を守ることを優先したこの伝統漁業は時代を超えて受け継がれてきた価値あるものです。海育・食育・SDGs・地域の産業や文化・・・自分たちの町に親しみを感じたり、興味を持ったりするような、様々な活動や取り組みをこれからも行っていきたいと思います。

うどん打ちに挑戦!【にじ色の海】

5歳児さん、園の職員による「うどん打ち」体験をしました。
まずは、うどんの生地の材料が小麦粉・塩・水であることや全工程のお話を聞きました。最初の作業は、水合わせをされた生地を粘土のように捏ねたり、ビニール袋に入れて足踏みをすること。どのグループも協力し合って楽しそうに作業を進めていました。暫く生地を寝かせる間(熟成)は、好きなうどんのメニューを発表しました。きつねうどん・えび天うどん・カレーうどん・肉うどん・・・と好みのメニューは様々でした。30分程寝かせた生地は、打ち粉を振って麺棒で薄く伸ばしていきます。生地は弾力があり、この作業はなかなか難しかったようです。薄くなった生地を屏風畳みにして包丁で切りました。細く切ることは難しかったですが、面白い作業だったようです。
おやつの時間に、自分たちで作ったうどんをいただきました。いつもより味わいは深かったことでしょう。
最高の食育、最上級のしあわせですね。

南郷城跡へ【にじ色の海】

お弁当の日。
にじ組・うみ組さんはバスに乗って、南郷城跡に出掛けました。
5歳児さんは、麓の中村神社で園バスをおり、標高122.4メートルを25分かけて登りました。河津桜が咲き絶景が見られることで有名な場所ですが、今年はまだチラホラと咲いている状況でした。子どもたちは、海に飛び出していきそうな大きなブランコで遊んだり、お弁当を食べたりして暖かい日差しの中、楽しいひと時を過ごしました。
南郷城は、1601年伊東氏により築城され、1615年まであったそうです。現在は、日南海岸の名所・七ツ八重や大島、虚空蔵島、目井津港は勿論のこと油津港や外浦港まで一望できる観光地となっています。もうすぐ河津桜が見頃を迎えます。また遊びに出かけたいと思います。

鬼さん、福の神さんがきたぞ!【にじ色の海】

2月3日に豆まきをしました。
前日に鬼さんたちから届いた手紙を園長先生に読んでいただいたので・・・朝から「鬼がくる?」「いつくる?」「どこからくる?」と、怖いような・・・見たいような・・・不安な感じの子や、「仲良くするわ!」とわくわくしている子など、さまざまでした。
3・4・5歳児は、サークルタイムで節分の由来など話を聞いた後に「おなかのなかに 鬼がいる」の絵本を見ました。笑いが起こりながらの絵本の読み聞かせで、子どもたちも楽しそうに見ていました。その後、園庭に出て、豆まきの歌を歌ったり、豆に見立てた新聞紙のボールを投げて楽しみました・・・そうこうしている間に、鬼が登場し、子どもたちも一瞬パニックに!しかし、泣く子もほとんどおらず、果敢に豆を鬼に投げる姿が見られました。昨年大泣きだった子どもたちも今年は鬼に立ち向かう姿も見られました。そして、福の神も登場し、子どもたちと鬼と仲良くなり、一緒に鬼のパンツをダンスしました♪子どもたちも鬼さんたちのノリの良いダンスを見れてとても楽しい時間を過ごせた事と思います。
終わるころには、自分たちからタッチをしたり、握手をしたりしていました。その反面・・・0・1・2歳児の子どもたちの部屋に鬼さんが登場すると大泣きで、職員の後ろに隠れたり、抱っこされたり、端っこに隠れようとしたり・・・(笑)012歳児の子どもたちにとっては怖い存在だったかもしれませんが、後からは、握手をしている子どもたちもいました。
きっと子どもたちの「心の中の悪い鬼」が退治でき、今年一年も元気に過ごせることと思います(*^_^*)

マラソン&たこあげ楽しかったよ!【にじ色の海】

最強寒波到来の日・・・ハートフルセンターふれあい広場にて【マラソン&たこあげ大会】をしました。
朝から子どもたちは大興奮!どのクラスの子どもたちも気合いが入っていました。準備体操でうみダンスをして、2歳児:1周、3歳児:2周、4歳児:3周、5歳児:4周を走りました。
2歳児さんからスタート。子どもたちは、転んでも、きつくても、最後まで諦めることなく、自分のペースで一生懸命頑張って完走しました!走り終わった後のご褒美メダルをもらう時の表情は、とても誇らしげで、自信に満ちたものでした!体だけでなく、心もグンと大きくなった瞬間でした。
マラソンの後は、たこあげを楽しみました。年末年始のお休みにお家でデザインしていただいた凧。子どもたちの好きなキャラクターなどが描かれており、子どもたちは、この日を楽しみにしていたようです。寒波にあわせて、風も強かったのですが、その風が味方してくれて、ほとんどのたこが空高くあがっていきました。お家の方々に手伝ってもらい、何度も何度も広場を駆け回っていました。
平安時代から続いている凧揚げ。お正月に凧揚げをする理由は「立春の季に空に向くのは養生の一つ」という言葉に由来するという説があります。「暦の上で春が始まる『立春』の季節に、空を見上げるのは健康に良いという意味から、新年の時期に健康を祈る遊びとして定着したそうです。また、願い事を凧に乗せて「天まで届ける」という意味もあるそうです。空高くあげようと広場をたくさん走る子どもたちの姿は、とても可愛らしく、ご家族と触れ合って楽しそうにしている姿がとても微笑ましく素敵な光景でした。

しめ縄作りに挑戦!【にじ色の海】

5歳児さんが祖父母の皆さまをお招きして、しめ縄づくりをしました。
今年度体験したバケツ稲の後の藁を使って昔の人はどんな物を作られていたか、日本の伝統文化に触れることも目的のひとつでした。
まず初めに、お正月飾りをなぜするのか説明を聞き、新しい年の歳神様をお迎えするのに、しめ縄や門松・鏡餅などを行うことを知りました。また、4月から行ってきたバケツ稲作りの写真をみながら稲作りを振り返りました。おじいちゃん方は、地域の大きなしめ縄を長年作られてきていらっしゃるとのことで縄を簡単そうに編み上げていらっしゃいました。おばあちゃん方は、初めて作られる方ばかりでしたが、三つ編みされたり、他の園児のお手伝いをしていただいたり、創意工夫していただき、個性溢れるしめ縄が出来上がりました。
印象的だったのがこども達が祖父母の皆さまを尊敬の眼差しで見ていたことです。その空間が穏やかで和やかな雰囲気に包まれていたことがとても嬉しく思いました。素敵な年が迎えられますように。

クリスマス会&クリスマスビュッフェ【にじ色の海】

今年も、0・1・2歳児さんのお部屋と3・4・5歳児さんのお部屋にサンタクロースがプレゼントを持ってやってきました♬
はじめは、担当の職員の出し物:『トーンチャイム』で『あわてんぼうのサンタクロース・ジングルベル・きよしこの夜』の3曲を演奏しました♪音色に合わせて嬉しそうに歌いつつ、「これ、サンタクロースの歌や!」「すごい~」と喜んでいました。その後、音の鳴る絵本の読み聞かせでは、シーンと静まり音にも耳を傾けていた子どもたち。クリスマスの色々な音を聴いてワクワクしているようでした。その後、みんなで赤鼻のトナカイの音楽に合わせて楽しくダンスをして過ごしました。そうしているうちに、鈴の音が聞こえ保育室の出入り口の方を見ていました。男の子が「ステージにおる!」と言うと、そっちへかけていく子どもたちでした。気分の高まったところで、ステージからサンタさんの登場!登場すると「うわ~!サンタさんや!」と嬉しそうに駆け寄っていました。そして子どもたちからサンタさんに質問していました。子どもたちは一人ひとりプレゼントを手渡しでもらうと、とても嬉しそうに「ありがとうございました!」とお礼を言っていました。また、サンタさんが帰っていく様子を見て「ありがとう!また来てね~」と手を振って見送っていました。
0・1・2歳児さんの中には、ちょっぴりびっくりする子もいましたが、たくさんサンタさんと触れ合うことができ、プレゼンももらって嬉しそうでした。早速プレゼントを開ける子どもたちもいましたよ。
ビュッフェランチでは、子どもたちの大好きなご馳走が盛りだくさんで、「うわ~!いっぱいある!これ、おかわりするわ~」と目を輝かせて、自分の食べたいものを自分で取り分けておいしそうに食べていました。
いつまでも子どもたちに夢を与えられるといいな~と思います♬

きらり輝く☆発表会【にじ色の海】

第12回にじ色の海こども園の3・4・5歳児の発表会を開催しました。
コロナ禍での行事(感染拡大防止も含め)ではありましたが、保護者様、祖父母様、兄弟姉妹、ご家族皆さまに子どもたちの、はつらつとした姿を見て頂くことができました。発表会のステージの裏側ではちょっぴり緊張気味の子どもたちでした。が・・・いざ、ステージ上に立つとのびのびと楽しむ姿がたくさんみられました。子どもたちは日常の保育の中で担任の先生と毎日楽しく踊ったり歌ったり、オペレッタをしながら当日を迎えていました。当日は子どもたちの口からも「緊張する!」と着替えながら話していましたがとても可愛らしく、また頼もしい姿を見ることができました。
運動会等の行事を経験し、大きく成長した子どもたちは、“やればできる”ことをしっかり身に付け、発表会を終え、また一段と大きく成長しました。子どもたちの“最後までやり通す”姿に感動しました。
『笑顔でやさしく しっかり抱いて ゆっくりおろして 歩かせよ』この理念に基づいて、これからも保育・教育を行っていきたいと思います。

芋掘り&焼き芋【にじ色の海】

11月、マリン菜園の芋掘りをしました。クラスごとに、それぞれの畝に長く伸びたつるをみんなで持って「うんとこしょ!どっこいしょ!」とかけ声をかけながら、力いっぱい引っ張っていました。それにくっついてくるお芋に大興奮♪大きいお芋・小さいお芋・長い・短い等様々ですが子どもたちは次々に出てくるお芋を見て楽しんでいました。手で掘り始めると、中からどんどん出てくるたびに「うわっ!たくさんでてきた!」と最後までがんばってくれました。また、掘ったお芋を見て、「ニンニクの形に見える!」「ねずみに見える!」といろいろな形に見え、子どもたちの発想や想像がとても面白く、みんなで見ながら楽しみました。そして今回は、計りや定規を準備して重さや長さを調べてみました。すると、一番重かったお芋が、なんと『1.1kg』長さが『25cm』のお芋が掘れ、みんなで大きさに驚きました!なかなか計りや定規を使ってはかることができないので今回の芋掘りではたくさんの体験ができました。
12月、菜園で収穫したお芋で焼き芋を楽しみました。濡れた新聞紙とアルミに丁寧に包んでいた子どもたち。炭でじっくりと焼いて、おやつの時間に食べました。大きなお芋・小さなお芋様々でしたが、自分で食べきれる大きさを選んで食べていました。「おいしいね~」と友だちと楽しく会話をする様子も見られました。ほくほくしていてとってもおいしかったです!
これからもたくさんのことを子どもたちと経験・体験しながら学んでいきたいと思います。